PROGRAM
「食と農のグローバル人材育成プログラム」で行われる協働実践型教育とは?
知識のような受動的な学習ではなく、
自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした教育法のことを指します。
正しい答えにたどり着くことが重要ではなく、学習者が自ら課題を見つけ、
その課題の解決に向け能動的・自発的に学習し、さまざまな知識を得ていく過程(プロセス)を重視しています。
協働実践型教育の大まかな流れは以下の通りです。
- テーマを決める(課題の発見・設定)
- どうしたら解決できるのか実践的・論理的手法によって考える(仮説を立てる)
- 相互に話し合い、何を調べるのか明確にする(仮説の検討)
- 自主的に学習する(仮説の検討)
- 新たに獲得した知識を問題に適用する(実践・仮説の検討)
- 学習したことを要約する(振り返り・共有)
このプログラムでは、アフリカの食・農・環境・栄養などの現状を理解することから始まり、
ワークショップを通して自身の課題の設定、解決策の検討などに取り組みます。
また、実際のフィールドで設定した課題に触れ、
協働のあり方を模索すること、そして帰国後に世界学生サミットで発表を行うという一連の流れを通じて、
机上の学習のみでは学ぶ事のできない課題解決力、コミュニケーション力、リーダーシップを身に付けます。
「食と農のグローバル人材育成プログラム」のながれ

African Cafe

アフリカに関わる起業家、研究者、国際機関職員などをゲストスピー
カーにお招きして食と農のグローバル人材の方々はどんな素養を持っ
ているのか?どんな事業や業務をおこなっているのかをオンライン・
オフラインで提供して行きます。
どんなキャリアを歩んで行くべきか?を悩んでいる人はぜひご参加く
ださい!
参加対象:食と農のグローバル人材に興味がある農大生
実施時間:90分
実施方法:ZOOM などのオンラインミーティングシステム
スケジュール例
- 10:00 グローバル連携センターからの情報共有
- 10:10 講師からのプレゼンテーション
- 10:40 質疑応答
- 10:50 アフリカ留学生も含めたクロストーク
- 11:10 グループ共有
課題解決力醸成ワークショップ
問いを作る力・問いから課題を見つける力・課題を解決する力
海外派遣
短期・長期で実践する現地フィールドでの仮説検証
協働学習プログラム
Collaborative Learning Program
留学経験の振り返り・仮説検証の共有
Collaborative Learning Programは
「食と農と環境を考える世界学生サミット(ISS)」と
「Comprehensive International
Educaton
Program(CIEP)」により構成されています。
これらは、農大生と海外協定校の学生を対象に開講される国際教育プログラムです。
Comprehensive International Educaton Program(CIEP)
「CIEP」は、海外協定校の学生とともに受講する英語によるプログラムで、座学、農業実習、ワークショップ、グループプレゼンテーションにより構成された1週間のプログラムを通じ、アジア・日本の食・農・環境に関する現状と課題について実践的に理解を深めます。
「食と農と環境を考える世界学生サミット(ISS)」
「世界学生サミット」では、各大学から選ばれた代表学生が、大学生ならでは支店で、大学生だからこそできる食・農・環境に関する取り組みについて発表を行、テーマ別に別れたグループ討論と、全体での総合討論を通じ、これら課題について大学生という立場からの提言をまとめていきます。代表学生以外の農大生も自由に参加しディスカッションに加わる事ができます。
Day1 | オリエンテーション/農業実習 |
---|---|
Day2 | 農業実習 |
Day3 | 農業実習 |
Day4 | フィールドトリップ |
Day5 | 講義/グループワーク |
Day6 | 講義/グループワーク |
Day7 | グループワーク/プレゼンテーション |
Day8 | 学生交流 |
Day1 | フィールドトリップ |
---|---|
Day2 | オリエンテーション/協定校教員による特別講義 |
Day3 | テーマ別グループ討論 |
Day4 | テーマ別グループ討論 |
Day5 | 総合討論準備 |
Day6 | リハーサル/総合討論/ネットワーキング |
Day7 | 学生交流 |
本プログラムの参加者には、短期派遣プログラムや長期交換留学を通じて得た経験や学びを、世界学生サミットで広く発信することが期待されます。
お問い合わせ